2016.05.24 BEAUTYダイエットの味方?「ゼロカロリー食品」と上手な付き合い方★☆
薄着になってくるに従って、気になりだすのは体重や体型。
そんなダイエッターの強い味方に、ゼロカロリー商品を挙げる方も少なくないのではないでしょうか。
お酒やジュースなどにも増えてきており、今や私たちの生活に身近なものとなりました。
ダイエットの天敵であるカロリーがないため、ダイエットにも効果的な食品として考えられることが多いのも事実。
しかし、まったく弊害のない食品ではありません。
場合によってはダイエットに逆効果を及ぼすこともあるのです。
そこで今回は、”ゼロカロリー”食品を正しく知り、そのメリットとデメリットをはっきりさせたいと思います!
ゼロカロリーとは?
「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」という表示をするには、国によって定められた基準をクリアしている必要があります。
日本では100ml、もしくは100gあたりのカロリーが5kcal以下であることが基準になります。
そのため、500mlのドリンクが実際は24kcalということもあるのです。
ちなみに24kcalというと、コーヒーなどに入れるスティックシュガーおよそ2本分に相当します。
ゼロカロリー=カロリーがないわけではない、という認識が必要です。
ゼロカロリーのメリットは?
ゼロカロリーの食品が、一概にカラダに悪いものだとは言い切れません。
そこで、いくつかメリットを挙げてみましょう。
砂糖と同じカロリーでより甘く感じるので、糖質オフできる
ゼロカロリーのドリンクが甘いのに、カロリーが低いのはなぜか気になったことがありませんか。
実は、「人工甘味料」というものを使って甘さに変えているのです。
本来砂糖と同じカロリーでも砂糖の数百倍も甘く感じるため、実質必要な量を減らすことができカロリー削減を可能にしています。
さらに血糖値の上昇を気にする必要もないので、食事制限などで糖質を抑えている方にも親しみやすい食品です。
どうしても甘いものが欲しくなったときの救世主として!
ダイエット中は炭水化物を減らしたり、脂分の多い食材は控えるようにする方が多いのではないでしょうか。
そうすると身体が糖分を欲するようになってくることがあります。
しかし、ダイエット中なので砂糖は禁物。
そこで活躍するのがゼロカロリーの食品です。
一口でも甘く感じるドリンクを飲むと身体に染み渡りますよね。
ゼロカロリーを食べていれば必ず痩せるということではありませんが、ダイエットの手助けをする重要な食品であることは間違いないのではないでしょうか。
ゼロカロリーのデメリットは?
味覚が鈍ってしまうことも!?
ゼロカロリーにするために使用されている人工甘味料は、砂糖の何百倍もの甘さがあります。
使用する量は食品に合わせて適量とはいえ、味覚を狂わせるきっかけになることもある依存性の高いものなのです。
食事から甘みを感じにくくなることで、結果、砂糖類を欲してしまうなんてことも。
撮り過ぎには充分注意が必要です。
肥満率が高くなってしまい逆効果なことも
ゼロカロリー食品ばかりを摂取する人は肥満率が高いとも言われています。
なぜなら、人工甘味料は脂肪になりやすいから。
インスリンが必要以上に分泌され、糖尿病になってしまう可能性もあります。
たまに飲む分にはすぐに危険があるわけではないですが、500mlのペットボトル1本くらいならと毎日飲んでしまっては危険も高まりまってしまいます。
ゼロカロリーだからと、安易に摂取し続けないようにしましょう。
適切なタイミングで適量に抑えることが大切!!
ゼロカロリー食品は今たくさんの種類が出回っており、日々口にしている女性も多いかと思います。
しかし一定量を超えた量を摂取したり、毎日ゼロカロリー食品を口にしていると甘味に対して鈍くなったり、依存性も出てきてしまうことも。
ダイエットのちょっとしたご褒美に、疲れている時に、など自分で決めて飲みすぎないようにすることが大切です。
毎日摂取するものではなく、自分にとって適切なタイミングで、適切な量で抑えるように心がけてください。
ペットボトル1本のゼロカロリードリンクを買ったからといって、一気に飲まず、コップ1杯程度で満足できる習慣をつけることも大切ですね。
ゼロカロリー食品は、多くの女性にとって味方でもあり、敵でもあります。
自分の身体のことを考えて自分で判断し、ゼロカロリー食品と上手に付き合ってくださいね!